「パーフェクトワールドがイライラする!」「いくらなんでも勝手すぎるだろ!」「いい人でいようとしてイライラするタイプ」
そんな声が多く見られます。
うーむ、これは視聴者を納得させながら最終回終えることができるのだろうか、とちょっと不安な
パーフェクトワールドであります。
障碍者とともに歩む、それを決めたけれど、周りの反対や様々な出来事から、別れを決めた2人が
再び「自分に正直に生きる」ことを選んだものです。
しかし、周りの人を裏切るこの形にイライラを感じないでいられるのが難しい状態であります。
パーフェクトワールドがイライラする!
パーフェクトワールドがイライラする、そんな声が溢れてしまいました。
あれだけ惹かれ合って、障碍の壁の分厚さに、お互いを不幸にしてしまうと確信し
別れ、今まで支えてくれている人のところに戻ろうとしました。
しかし、障碍を乗り越えた顧客カップルを見て
「自分に正直に生きる」と決心し、婚約や親へのあいさつ等をしていたところで
ヨリを戻したことに視聴者がイライラマックス。
流れは分かるのですが私もイライラしてしまいました。
そこに、妹もどん底の是枝洋貴(瀬戸康史)に、思わず「好きだった」と抱き着き
是枝に理性的に断られます。
是枝洋貴(瀬戸康史)の理性的な対応がなかったら、いったいこれどうなっているんだ!?というくらい
けっこう周りの人はかなり振り回されている状態であります。
かくいうわたしもイライラしてしまい、妹がヒロに抱き着いたときには「おいおい~~!!」と苦笑い。
イライラする理由
と、イライラした後で、冷静に考えてみました。
これは日本人特有なのかもしれません。
いわゆる「自分に正直に生きている人を見て嫉妬してしまう」現象なわけです。
実際、私たちは心をころして我慢して、自分に不正直に生きている人が多いものです。
日本人ならそういう人は多いでしょう。そして、やっぱり自分に正直に生きていたり
自己中な人の迷惑を受けた時に過剰に嫌だと感じるのでした。
実は私も今日も職場でわがまま言う人に、わがままを言われないように前もって回避して
用意をしている自分がいて、イライラしていました。
「文句を言わない私には誰も気を遣わないのに、なんでわがまま言う人に気を遣っているんだ!」と…。
しかし、それは自分がいけないともいえるわけであります。
自分も正直に生きて、ぶつかればいいのです。
ぶつかるのが面倒だったり、そのあとのエネルギーがないから
出来ないわけです。
この感情は障碍者に対する理解が足りないということなのだろうか?
そしてこんなことも考えました。
このイライラする感情は障碍者に対する理解が足りないということなのだろうか?
もし、樹(松坂桃李)の不自由さ、生きづらさを理解していたら、ここまでイライラしないだろうか?
とか考えました。
ドラマの設定だから、タイミングも最悪のタイミングでヨリを戻したかもしれませんが
結果的に周りの人を裏切りまくる結果に、耐えられなかったというのが正直なところ。
また、是枝くんが理性的な人間すぎて、是枝くんに感情移入してしまっていたからでしょう。
是枝くんの方が、自分に近い、というのが多くの人だったのだと思います。
何が正しいということは難しいと思いますが、
こんな風に葛藤して見ていきたいところであります。
今夜9時は『パーフェクトワールド』第9話✨
自分の気持ちにうそをつけなくなった樹(松坂桃李)とつぐみ(山本美月)。
周囲の人を傷つけることを承知の上で、自分たちの正直な気持ちを打ち明ける。婚約者である是枝(瀬戸康史)は…。
ヘルパーとして支え続けてきた葵(中村ゆり)は…。#カンテレ pic.twitter.com/95TSQtOMM8— カンテレ (@kantele) June 18, 2019
パーフェクトワールドのネットの反応
出典:twitter
まとめ
正直なところ9話でめちゃくちゃイライラしてしまった私ですが
自分に正直に生きる人間に対する嫉妬があったのでしょう。
しかし、そこに障碍者に対する理解とかは吹っ飛んでいたかもしれません。
どう思うか、ということに正しさはないですが
とにかく最後まで見てみましょう。
そしたら、何か見えてくることでしょう。
またすべての伏線、このイライラも回収されるかもしれません。
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