パーフェクトワールド最終回の終わり方の感想をまとめました。
個人的には最初は勉強になったし、感動したのですが
8,9回当たりの展開に正直私もイライラする場面が多く、ネットでもおいおい、という言葉が多かったのですが
最終回、もちろんドラマ的な都合のいい展開というのはありますが、
感情的にはスッキリするような流れと感じました。
最終回の終わり方、見ていきましょう。
パーフェクトワールド最終回終わり方
パーフェクトワールド最終回終わり方。前回までは
いったいこれは大丈夫か、一部が幸せになって、多くが不幸になる最終回にならないのか?
心配になりましたが、最終回のまとめ方はさすがでありました。
パーフェクトワールド いよいよ、
本日最終回です。
この作品に対しての自分の気持ちは前回のツイートで述べた通りです。
今日までこの作品を観てくださって、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。スタッフキャストの想いを込めた最終回。最後までご覧いただけたら幸いです。 pic.twitter.com/zKYs2qaxCw— 松坂桃李 (@MToriofficial) June 25, 2019
最終回、樹(松坂桃李)が2人で話をしてくれとつぐみの父(松重豊)を連れ出し
自分の思いをぶつけます。
「君が悪い人間じゃないということはわかったが、結婚を認めるわけにはいかん」
と一貫した姿勢を崩しません。
その時、心臓の病気が出て倒れこんでしまいます。
そこで何もできず焦る樹でしたが、必死に緊急サービスに電話し、車いすから下り
必死で引きずり、近寄り薬を飲ましました。
しかし、緊急な状態で2日後に手術をすることに。
2人になったことに責任を感じていました。
手術はなんとか成功。
その後リハビリをして、車いすに乗ります。
そのことでお父さんにも変化があったようです。
その間、つぐみはお父さんを支え、つぐみは樹が支えていました。
そのことに気づいていたお母さん。
最後の日、お母さんはその光景をお父さんに伝えます。
樹たちを通して、皆の意見が変わっていきます。
お父さん「弱いのは私の方だった。すまない。支えるというのは、物理的なことだけじゃなくて、生き方を支えるというのに気づいた」
つぐみの妹しおり「弱点や欠点があるのは誰だってあるじゃん。だから最初から対等なんじゃない?」
樹の母「介護するだけのお付き合いじゃないことをわかってください」
結婚式では「そんな時は助けて下さい」とはっきり言う樹。
皆、完璧じゃない、健常者も障碍者も欠けているところがあり、それが支え合うのが当たり前の社会になってほしいという
作者の願いがここではっきりと伝わってきました。
晴人と、しおりもいい感じになってきてとても安心しました。
しおりはお父さんが危ない時も「あなたのせいじゃないんですか!?」と樹にストレートに言う同じキャラでしたが、
最後に晴人に向かって「弱点や欠点があるのは誰だってあるじゃん。だから最初から対等なんじゃない?」と
あっけらかんに言ったのは
あれくらい普通さがあると、素晴らしいなあと、思えました。
最後は泣けました。
ネットの感想まとめ
障害があったとしてもそれを障害にするかどうかは、その人自身と周りの人たち次第だと思います。
いつか障害がある人も普通に恋愛ができるような時代になって欲しいと心から願ってます。
鮎川くん、つぐみちゃんたくさんの幸せをありがとう😭✨#パーフェクトワールド
— ふみのん🐾@321 (@midoritomorino) June 25, 2019
アカン、結婚式は、涙腺崩壊やった。
鮎川のスピーチの後
1番最初に思いっきり拍手するつぐみ父。
息子が出来た喜びと周りの祝福から感極まる鮎川母に
涙腺崩壊状態。(笑)#パーフェクトワールド#松坂桃李#山本美月#松重豊#麻生祐未— 有蓮 (@aren1003) June 25, 2019
パーフェクトワールド最終回、しっかり泣かせてもらってなぜかスッキリ満足してる(いろいろ不満もあったはずなんだけどなぁ…)。終わりよければ全て良し。キャスト、スタッフの皆さんありがとうございました。
— きー (@amashokulove) June 25, 2019
パーフェクトワールドの最終回
心が温かくなってとっても感動しました。
私も登場人物のように日々周りの人の力を借りて生きていて
施設の利用者さんのために
すこしでも力になれたら支えられたらなと思いました(*´ω`*)— 上村美久【レンタル彼女PREMIUM】 (@miku_rkp) June 25, 2019
https://twitter.com/KaSh_2896/status/1143503728466485248
出典:twitter
まとめ
お父さんが倒れる流れはドラマだからと言われればそれまでかもしれませんが、
前回までの、周りの人を不幸にするのでは?という視聴者の不安をいっきに吹き飛ばすことに成功した
いいドラマだったと思います。
8,9話は不満を抱きましたがすべてはこれのための伏線だったとも言えます。
8,9話不満を持つということは、障碍者でお父さんが納得しないのは最もなんだし、是枝(瀬戸康文)の誠実な思いもからあきらめろ
と言いたいということに繋がります。
あとは、恋愛に対する繋がりははかないものという思い込みもあるのだと思います。
長く付き添えば、嫌なことが目につき嫌いになるかもしれないとか、そんな風に人と繋がれたことがない
という思いもあったと思いますが
結局、障碍者を下に見ている潜在意識があったのかもしれません。
今回のお父さんのように、自分の欠点と本当に向き合うと、障碍者を自分と同じように感じられるように感じました。
このドラマから学ぶことは多かったです。
自分の欠点もたくさんあり、それは表から見えるか見えないか、そういった違いなんだなと
また世界が違うように見えてくる気がしました。
制作陣の皆さま、良いドラマをありがとうございました。お疲れ様でした。
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